サカナクションのNF行ったことない魚民がNFについて思うこと
ぐだぐだサカナクションのNFについて書きます。
この前のNFで写真撮影やサインについて、色々とあったらしいというのをTwitter上で目にして、以降ファンの人たちがあれこれ思い悩んでツイートしてるのを見た。
この騒動見て、高校の時の先生が「授業中にペットボトルを出してるのを注意するなんて本当はしたくない。ペットボトルが出てる出てないなんて、そんな些細なことを授業中に問題にするのが残念。」みたいなこと言ってたの思い出した。
要は、教員と学生が同じ方向を向いて授業に臨めているかが重要で、同じ方向を向けて熱心に勉学に取り組めているなら、ペットボトルだろうがお菓子だろうが机に置いてあっても関係ない、みたいなことが言いたかったんだと思う。
NFで、サカナクションと一部のファンは同じ方向を向けていなかったんだろうか。
自分自身、NF一回も行ったことないから今回の件をよく理解できてるとは言えないけど、「写真撮影禁止」とかいうことをクラブイベント中に問題にするのって、若干野暮なのでは。ただ問題なのは写真撮影自体ではないはず。写真撮影禁止は一時的な荒治療みたいなものでしょう。他に改善すべき点があるんだと思う。
例えば、音楽を楽しむっていう姿勢に向かえない、っていう音楽リテラシー育成途中のファンたちが過剰な写真撮影に走っちゃったんじゃない?じゃあ、どうやって探す遊びを覚えてもらおうか?とか。サカナクションのファンって、その辺の身体能力が元々高そうだから、イケるかと思ってたけど違うのかなー。決して「アイドルとして見てる」っていう結論に飛躍したりせず、まだ「音楽の遊び方が分かんない」ってだけだと信じたい。
サカナクションだって写真撮影禁止ねとか言いたくて言ってるわけじゃないし、何でミュージシャンなのにこんなこと言わないといけないの、みたいな感触はゼロではないはず。高校の先生の理論でいけば、「音楽を楽しむクラブイベント中に写真撮影してるのを注意するなんて本当はしたくない。そんな些細なことを音楽を楽しむイベントで問題にするのが残念。」ってことでしょう。
サカナクションは自称普通の音楽好きの兄ちゃん姉ちゃんだから、彼らが音楽を楽しんで音楽以外のカルチャーに手を伸ばしてるように、魚民さんたちも、シンプルに音楽と音楽にまつわるカルチャーを面白いと思ってくれたらいいんだろうけど。
でも、いつもはでっかいステージでバンドやってる人たちを目の前にしたら、舞い上がるのも当たり前だ。それは分かる。だってもう次にチャンスがあるかなんてわかんないじゃん。チケット取れんもん。
NFは総じて「学びの場」として機能すればいいと思う。音楽以外のカルチャーを見つける、新しい音楽に出会う、音楽の遊び方を覚える。だから、これから回を重ねるごとに魚民さんが全方位的に学んでいって、もっともっとレベルの高い遊び場であり、教室になればいいなと期待してます。